日本一のお茶の生産量を誇る静岡県。県内にはお茶のカフェが多く点在します。
お茶巡りを目的に静岡市を訪れる方も年々増え、海外からのお客様も増えています。
でも、他県ではまだまだ少ないお茶カフェ、どうやって利用するんだろ?
淹れ方とかわかるかな?飲み方の作法はあるの?どこが美味しいの?色々迷うことがあると思います。
そこで今回は、静岡駅構内という、最高にアクセスがよいお茶処 「しずチカ茶店・一茶」を徹底調査して、ご紹介します。
しずチカ茶店 一茶 基本情報
基本情報
アクセス:JR静岡駅北口3分 地下広場
住所:静岡市葵区黒金町49-1
TEL :054-253-0030
定休日:毎週水曜日 (祝日の場合は翌営業日)年末年始
営業時間:AM10:00〜PM19:00 (Lo18:30)
席数:カウンター席 5席 / 2人掛けテーブル2席
他サービス:駐車場なし トイレなし
支払い:現金のみ セルフレジで後払いシステム
ホームページ:https://www.ocha.or.jp/issa/

しずチカ茶店 一茶 どんな店?
静岡駅北口地下構内という、最高にアクセスのよい場所にあります。
静岡茶商工業協同組合が運営し、週替わりで選りすぐりの静岡茶が楽しめるお茶カフェです。
また、組合に加盟している静岡茶約50種類が、なんとワンコインの500円という価格でゲットできてしまいます。
店内では、お茶にあった季節の上生菓子とともに、最高なお茶を、熟練スタッフが最高に良い状態のお茶を入れてくれて、気軽に静岡茶を楽しめるお店です。
しずチカ茶店 一茶 外観

駅チカにあり、ガラス張りのお店で、テイクアウトもあるので入りやすい店だと思います。
静岡茶ののぼりや外にもメニューがあり、また、物販スペースが併設されているので一目で、静岡茶が気軽に飲めるカフェなんだな、とわかります。
しずチカ茶店 一茶 利用システム
「一茶」は、先に席に案内され、席で注文するフルサービス型です。
後会計で、自動精算機にて会計となります。(現金のみ)
駅近カフェで、一見するとカジュアルなセルフサービスの店に見えますが、お茶やお菓子の丁寧な説明を受けることができ、高価な茶器と熟練スタッフさんの淹れてくれた、本格的な静岡茶を楽しめるお店です。しかもとってもリーズナブル!
しずチカ茶店 一茶内観

カウンター席が5席、奥に2人掛けテーブル席が2席あります。
夏の観光シーズンには、店外の広いスペースに簡易テーブルと椅子が並びます。時にはコンサートなどもやってます。

おすすめはカウンターの茶釜前。熟練スタッフのパフォーマンスを楽しめる特等席です。
一茶では1煎目はスタッフが淹れてくれますが、2煎目、3煎は自分で淹れるシステムなので、よく見ておくと戸惑いませんね。
しずチカ茶店 一茶 注文
しずチカ茶店 一茶 注文① メニューを選ぶ

いよいよ注文です。スタッフがメニューを持って来てくれます。迷ったら相談してみましょう。
一茶のスタッフは皆さんお茶に精通していて、気軽に相談できますよ。
喫茶メニューは「週替わりのお茶3種類から選べる「一茶セット」と「静岡本山抹茶シャカシャカ体験セット」の2種類があります。
どちらにも季節の上生菓子がつきます。
今回はわたしは人気の「一茶セット」を注文しました。
しずチカ茶店 一茶 注文② お茶を選ぶ


カウンターの横に、本日のお茶が並んでいました。
3種類だけど、週替わりなので、迷う〜。
パッケージや、インスピレーション、その日の気分で選ぶのもよし。スタッフに、特におすすめや一番人気のお茶を聞いてみるのもいいですね。
今回私は、世界緑茶コンテストで優勝経験のあるとメニューにある、幸せのお茶「まちこ」をセレクトしました。どんなお茶か楽しみです。
しずチカ茶店 一茶③お菓子を選ぶ

一茶での、もう一つのお楽しみ。
選べる季節の上生菓子。
静岡駅南口の「ふりあん かどや」さんのお菓子です。
白あん、つぶあん、こしあん、大抵4種類くらいから選ばせていただける。
お菓子にはそれぞれ名前がついているので、あんの種類とともにスタッフに尋ねてみるとテンション上がりますよ。
今回私が選んだお菓子は向かって左奥の「一花」春色のお茶に合わせてみました。
食べるのがもったいないほどよくできた、ピンク色の可愛い花形のお菓子。中は白あんでした。

しずチカ茶店 一茶 「一茶セット」

一煎目はスタッフが淹れてくれます。
実はわたしは桜餅の葉っぱに青臭さが苦手で、桜葉のお茶も苦手かな?と悩んだのですが、味は青臭くなく、ほのかな桜の香りに包まれ、パッケージのごとく幸せな気分に包まれました。
一煎目はお茶の旨みがぎゅぎゅっとつまっていて、甘いお茶を感じます。
海外でも人気なお茶とのことなので、緑茶の苦味が苦手な方にもおすすめです。
セットには2杯分位のお湯と湯冷ましがセットされているので、二煎目、三煎目は自分で淹れます。
おすすめの蒸らし時間などはスタッフが丁寧に教えてくれます。
季節の生菓子をいただきながら、お茶を堪能。二煎目はお茶特有の苦味が出て、お菓子の味がお茶を引き立てます。

裏情報です。実はこのお菓子、プラス300円でお代わりができるのです。(テイクアウトは不可)
お茶のお湯は無料で追加できるので、時間のある時は気軽にスタッフに頼んでみるといいですよ。
ただし、9席の小さなお店なので、混んできたら席は譲り合って、気持ちよく利用しましょう。
お代わりでいただいたのは「菜の花」桜のお茶に、菜の花のお菓子。春だなー。こちらは粒あんです。
しずチカ茶店 一茶 夏メニュー

夏場はひんやり冷茶も登場します。
しずチカ茶店 一茶 こだわりの茶道具

一茶は茶器にもこだわりが感じられます。
本格的な鉄の茶釜の湯で淹れたお茶は格別です。(違いがわかるほどお茶に精通していませんが、美味しく感じます)
そして茶器も一茶オリジナルの創作茶器を使用しており、静岡茶の魅力を最大限引き出してくれています。
しずチカ茶店 一茶 オール500円の茶葉

写真に収まりきれないお茶たち。
組合加盟店のお茶が一堂に介します。50種類が全て500円!(税込)
「選べない!」迷ったら熟練スタッフが相談に乗ってくれます。
しずチカ茶店 一茶 テイクアウト


「新幹線の時間が迫ってる〜」なんて時間がない方には、お手軽に利用できるテイクアウトもあります。
さらに、マイボトルを持参すると、100円引きサービスになります。(1部の商品を除く)
しずチカ茶店 一茶 「静岡割り」

アルコールずきならぜひご賞味を。
静岡観光の帰りに、ちょっと一杯!私の知る限り静岡一安くて美味しい「静岡割り」です。
しずチカ茶店 一茶 雰囲気と居心地
駅近、ガラス張りのカフェで、自由に見られる物販スペースが併設されていたり、テイクアウトができるので、とても気軽に立ち寄れます。
また、カウンタースペースがあるので、一人でも気兼ねなく利用できるのがいいですね。
スタッフさんも、物腰優しく、お茶やお菓子のこと、帰りに買いたいワンコインのお茶の相談にも気軽に乗ってくれます。
しずチカ茶店 滞在時間
お茶を選んだり、お菓子を選んだり、また、お湯も三煎分つくので、30分〜40分あると堪能できます。
ただ、喉を潤すだけでなく、静岡茶の美味しさを発信するアンテナショップなので、ぜひ、ゆっくり静岡茶を味わって、緑茶の素晴らしさを味わっていただきたいですね。
まとめ
しずチカ茶店「一茶」は静岡駅北口地下構内という、最高にアクセスのよい場所にあります。
静岡茶商工業協同組合が運営し、週替わりで選りすぐりの静岡茶が楽しめるお茶カフェです。
また、組合に加盟している静岡茶約50種類が、ワンコインの500円という価格でゲットできてしまいます。
店内では、お茶にあった季節の上生菓子とともに、熟練スタッフが最高に良い状態のお茶を淹れてくれて、気軽に静岡茶を楽しめる静岡茶アンテナショップです。
静岡に来たら、ぜひおすすめのカフェです。
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